EC支援のメイキップ(東京)が、米ニューヨークと英ロンドンにオフィスを開設した。アパレルEC向けサイズレコメンドエンジン「ユニサイズ」を本格的に海外に売り込む。
ユニサイズはECユーザーの商品購入時に、体に合ったサイズを提案するサービスで16年に開始した。今年12月時点で導入サイト数は約300、月間アクティブユーザーは200万人を突破。4万ブランド以上に対応した「ブランドボディデータベース」を構築し、独自のアルゴリズムで精度の高いレコメンドを行っている。
こうした日本で培ったシステムをもとに、23年4月から米国、欧州、中国など海外展開を開始した。オフィスを設けることで「アパレル市場規模の大きい米英での要望に迅速に、柔軟に応えていく」とする。