専門店12月商況 気温下がらず厳しさ 休日減も影響

2020/01/09 06:27 更新有料会員限定


 19年12月の専門店商況(速報値、既存店売上高ベース)は全般的に苦戦した。休日が前年同月より2日少なかったことに加え、気温が高めの日が多かったため11月同様に冬物の消費が盛り上がらなかった。売れ筋も防寒アウター以外のアイテムが中心となった。

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 ユナイテッドアローズは、小売り+ネット通販が2.0%減、ネット通販は4.4%増、実店舗は4.0%減だった。メンズ冬物衣料の動きが鈍いことや前年との休日差が影響した。メンズはジャケット、シャツ、パンツ、シューズが売れ筋で、この時期売れるはずのアウターやニットアイテムは低調だった。一方、ウィメンズはアウター、ニット、シューズ、バッグが売れた。

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