サザビーリーグの子会社、プレイ・プロダクト・スタジオ(東京、菅井隆行社長)の「メゾンスペシャル」が成長を続けている。19年春に立ち上げた初年度の売上高は6億円。23年2月期には36億円と6倍になった。営業利益も3年目から計上している。当初の仮説の検証を経て、2年目以降、思い切ってエッジーな企画に振り切ったことで服好きを引き寄せた。「全ての商品にこだわっている。結果、どの商品も『見せ筋』であり『売れ筋』」(菅井社長)。業界の常識の逆を行く戦術も、コロナ下ではまった。
(永松浩介)
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青山の路面店と新宿の駅ビル、ECで始動。当初は「ベーシック」「トレンド」と「ナチュラル」(メンズはスポーツ)など3分野の商品群を試した。例えば、ルミネに入居する新宿店ではメンズのビジネス需要に応える商品など、今では想像できない物も揃えていたという。
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