プレイ・プロダクト・スタジオが東京に「プランクプロジェクト」1号店をオープン

2023/02/06 06:29 更新


シルバーの什器をアクセントに高揚感を与える雰囲気の「プランクプロジェクト」旗艦店の1階

 サザビーリーグの子会社、プレイ・プロダクト・スタジオ(旧社名メゾンスペシャル)は2月4日、新レディスブランド「プランクプロジェクト」の1号店となる旗艦店を東京・南青山に開業した。意外性と品の良さを掛け合わせたブランドコンセプト「ミックスマッチエレガンス」を表現し、上品でくつろげる空間を作った。

 3階建て路面店で、1、2階の売り場面積は約230平方メートル。店内はモダンなリビングルームをイメージした。ウッドの壁材、国産石材、欧州から輸入したソファを使い、天井や柱はコンクリートや空調の配管をむき出しにするなど、意外性のある多様な素材を組み合わせた。

ゆったりと落ち着ける空間を意識した内装

 1階はシルバーの什器を置くなど高揚感を意識した内装で、「キムヘキム」「コペルニ」などインポートセレクト品とオリジナル商品を集積した。2階は床に絨毯(じゅうたん)を敷き、より大人っぽい雰囲気のオリジナル商品を置いた。アクセサリーや靴、バッグなどの雑貨もある。3階はショールームで、EC撮影や他社に展示会用として貸し出す。

 ブランドは、35歳以上の女性をターゲットにした大人モードエレガンステイストだ。熱量の大きい顧客向けの販売を想定し、客単価3万5000円程度と設定する。

大人モードエレガンステイストを表現する

 2月3日には関係者らが対象のレセプションを催した。菅井隆行社長は「顧客像と市場が明確で、他には無いブランドという自信がある。人も含め、丁寧に育てていきたい」と話した。今後は、2~7月に新宿で期間限定店を開き、3月に福岡に出店予定だ。

東京・南青山に開店した「プランクプロジェクト」旗艦店




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