マッキントッシュ、三越日本橋に特設

2015/09/02 15:37 更新


 三陽商会は2日、三越日本橋本店本館1階の中央ホールに、メンズとレディスの「マッキントッシュ・ロンドン」の期間限定の特設売り場を設けた。ブランドを代表するアウターを中心に揃えるほか、英「マッキントッシュ」のアーカイブコートなどの展示も行う。特徴をアピールし、ブランドの認知度を高める。8日まで。

 一部アウターの先行販売も行う。他店では10月以降に投入するコートも集積する。バッグや財布、グローブなどの雑貨も揃え、婦人ではスコットランドの老舗素材メーカー、アレックス・ベグのカシミヤを使用した全33色のカラーオーダーのマフラー(5万~9万円)も限定販売する。

 ブランドの背景を伝えるため、マッキントッシュに関連したアイテムの展示も行う。45年製の英国陸軍のバイカーズコートなどアーカイブのコートのほか、ゴム引きコートの製作過程で使われるブラシや鉄製ローラーなどを展示。スコットランドのエジンバラにある工場の写真も並べている。

 同店ではすでに8月12日に婦人、26日に紳士の売り場が立ち上がっている。婦人ではジャケットやドレス、紳士ではスーツ、シャツなどさまざまなTPOに対応するアイテムを揃え、1階の特設売り場との回遊を狙う。

 今秋冬物からスタートしたマッキントッシュ・ロンドンは、10月までに263店となる計画で、9月2日までに229店が立ち上がった。レディスの雑貨やメンズのビジネス関連商品を中心に「順調な立ち上がり」(杉浦昌彦三陽商会社長)という。

オープニングセレモニーに出席した杉浦昌彦三陽商会社長(中央)と中陽次三越伊勢丹常務執行役員三越日本橋本店長(左から3番目)
オープニングセレモニーに出席した杉浦昌彦三陽商会社長(中央)と中陽次三越伊勢丹常務執行役員三越日本橋本店長(左から3番目)


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