【パリ=松井孝予通信員】10回目を迎えるLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)ヤングファッションデザイナープライズ23年セミファイナリストが決まった。今年は過去最高の2400組の応募から、15カ国・地域の22人が選ばれた。
ブラジル、ジャマイカから初、日本から桑田悟史の「セッチュウ」、16年に仏イエール国際フェスティバルでグランプリを受賞した富永航の「ワタルトミナガ」がエントリーされた。リストには韓国と中国からそれぞれ2組、台湾から1組と今年はアジアに勢いがある。ファイナリストの選考会はパリ・ファッションウィーク中の3月2、3日に行われる。ここでのプレゼンテーションは昨年同様、本プライズのプラットフォームで配信され、一般も投票できる。