25年に新ディレクターを迎えた海外ラグジュアリーブランドによる新作は、現代を生きる女性に向けたワードローブが中心となった。新たな方向にかじを切ったブランドが、2月から始まる26年秋冬コレクションを前に、様々なライフスタイルを持つ女性たちに焦点を当てた。
(青木規子)
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「ディオール」は25年12月、ジョナサン・アンダーソンによる26年フォールコレクションを披露した。撮影の舞台はセーヌ川沿い。「あらゆる人物像とオケージョンに適したワードローブ」とし、ディオールのDNAに息づくエレガンスを軸に、現代のスタイルを提案した。
ブランドを象徴する「バー」ジャケットは、着心地のよさそうな柔らかな質感で、白シャツやデニムシャツに重ねられる。膝下スカートとのシックな着こなしだが、足元にはコンフォートサンダルを合わせて日常に引き寄せた。上品なボウタイブラウスに合わせるボリュームたっぷりのフレアパンツは、洗い込んだデニム仕立て。ドレスのように脇に細かなギャザーを寄せられている。伝統と現代的な日常が交錯する。

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