ルミネは夏の全館セールを休止し、7月1~31日に、各ショップが任意でセールができる形式に変える。短期間に多くの客が集まることを避け、新型コロナウイルスの感染を防止するとともに、コロナに伴う休業などによって「各ショップの在庫は例年よりも多く、十分に販売できる状態ではない。今はショップを応援することが大切」(森本雄司社長)と判断した。併せて、3月からの営業時間短縮と4月8日からの休業(一部店舗を除く)を踏まえて実施したテナントの賃料減額を「取引先からの要望を精査」しながら、継続する方針だ。
同社は実需最盛期でのプロパー販売を強化するため、12年夏からセールの開催時期を遅くし、成果を挙げてきた。昨年は大型商業施設の中で最も遅い7月25日の開始にするとともに、ショップスタッフのES(従業員満足)向上も重視し、期間を2日間短縮した。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!