ルミネ池袋はコロナ禍で大都市中心部の商業施設の売り上げが全体として厳しい中で、ショップと連携して中心客層のニーズに合わせた施策に取り組んでいる成果で、健闘している。22年3月期の全館売上高は215億70000万円(前期比20.3%増)で、年間売上高が過去最高だった18年度比24%減に回復し、4~5月も「上昇基調で、順調」(三浦哲裕常務池袋店長)だ。
(有井学)
前期は19年度比で、21.5%減。前年同期との実質的な比較が可能な昨年6月~今年3月の売上高は前年同期比6.7%増だった。通期で全分野が前年超えだった中で、「強化分野のコスメが伸び、衣料品も健闘した」。衣料品は「大人化」をテーマに3月に3階に導入したレディス「アルページュストーリー」「リリーブラウン」などが好調で、売り上げを押し上げた。