ルクア、14年度売上高前期超えへ

2015/03/20 05:48 更新


 大阪・梅田のルクア(運営はJR西日本SC開発)の14年度売上高が前年実績の約346億円を上回りそうだ。今夏の改装で下期売上高が好調に推移、14年4月~15年2月累計売上高は前年実績を上回った。3月も17日までの累計で前年比5.8%増(同曜日対比)と伸ばしている。

 上期は駆け込み需要の反動などで前年を割ったが、8月下旬に全体の約3割58店におよぶ開業以来となる大規模な改装を実施、9月は10.7%増と増収に転じた。10月は0.1%減となったが、11月は5.7%増で、以降増収を続けている。今夏の改装は、主に20代前半層への対応強化を狙ったもので、同年代層の顧客化が進んだとみている。ポイントカード会員数は2月末時点で28万6000人弱となり、前年度に比べて約2万人増加している。 

 また、免税手続き売上高は9月以降、前年の3倍ペースで推移しており、14年度の免税売上高構成比は全館売上高の2%以上となる見込み。



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