LTN来春夏から 仏「ザ・ニューデザイナーズ」販売

2017/09/07 04:26 更新


 輸入卸主体のLTNは、フランスのストリートカジュアルブランド「ザ・ニューデザイナーズ」の扱いを18年春夏向けから始めた。グラフィックTシャツブランド「ノーコメントパリス」と合わせて、20代に向けた提案を強化する。

 ザ・ニューデザイナーズは12年にデビューした。グラフィックデザインも手掛けるアーティスト、アレキサンダーパップが設立した。ミリタリーベースが特徴で、MA‐1タイプのジャケットなどが代表アイテム。胸元にあしらった3本のファスナーがデザインアイコンだ。

 もともと若手アーティストの間で人気を博しており、20代前半をターゲットに販売を広げていく。Tシャツは7500円からで、ジャケットは1万~3万円。ジーンズは2万~3万円。メンズアウターが中心だったが、近年ではレディスアイテムも充実しつつある。18年春夏からはデニムアイテムを本格的に始めたほか、ロゴやメッセージを刺繍、ワッペンであしらった商品も充実した。

 16年秋冬向けから取り扱いを始めているノーコメントパリスが20代からも人気を得ていることから、合わせて購入できるブランドとして取り扱いを決めた。「若い世代に向けた提案はまだまだこれからで、開拓の余地がある」として広がりを見込む。

ミリタリーベースのストリートカジュアル



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