ルイ・ヴィトンは7月8日から、六本木の東京ミッドタウン芝生広場で、巡回展「SEE LV」展を開催する。アーカイブと最新コレクションを照らし合わせて紹介する企画で、160余年の歴史を巡る。8月21日まで。
20年に中国・武漢を皮切りに始まった企画で、杭州、ドバイに続く東京は4都市目。見晴らしの良い広場に設置されたネオンピンクの会場が、強い存在感を放っている。
冒頭で来場者を迎えるのは、アーティストのレフィーク・アナドールがAI(人工知能)技術を駆使して描いた若き日の創業者ルイ・ヴィトンのポートレート。続いて、ヴァージル・アブローとニコラ・ジェスキエールによる最新のルックが並ぶ。ともに展示された1906年のドレス用のトランクが、メゾンとファッションの長きにわたる結びつきを物語っている。
メゾンを象徴するバッグ、アンバサダーを務めたセレブリティー、アイコニックなトランク。メゾンの書籍も目を引く。期間中はミッドタウン内にギフトショップもオープンする。入場無料、事前予約制。