ロコンド 婦人靴卸の三鈴商事を子会社化

2018/08/07 15:23 更新


 靴とファッションの通販サイト「ロコンド」を運営するロコンドは3日、婦人靴卸の三鈴商事とスポンサー契約を結んだ。三鈴商事は10月1日付で新設会社「Misuzu&Co.」を設立し、三鈴商事の全事業を承継した後、ロコンドが新設会社の全株式を1億2000万円で取得する予定。

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 三鈴商事は、婦人靴を百貨店、専門店、EC販路に卸売りしており、「ヴァニティビューティ」「ソフィアコレクション」などの自社ブランドを持つ。ロコンドは主要取引先の一社。三鈴商事の直近3年間は業績が低迷しており、17年8月期の売上高は29億9100万円、営業損益は4億8500万円の赤字だった。

 ロコンドは子会社化することで事実上、婦人靴のPB事業に乗り出し、百貨店と専門店への卸売り事業にも本格的に進出する。在庫共有を可能にする自社ECやメーカーから物流業務を受託する3PL業務に加え、百貨店・専門店の卸売り事業を含めた全ての業務を内製化システムで一元管理し、効率化を図る。



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