小さくても強い ローカルブランドの可能性(東北編)

2018/02/15 04:30 更新


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 ファッションブランドというと東京発信しかあり得なかった時代は、遠い昔のこと。ファクトリーブランドがマーケットに定着した今、ローカルブランドの可能性はこれまで以上に高まるだろう。とくに東北エリアはニットや縫製工場の集積地が多く、作り手との距離の近さもリアリティーのあるクリエイションを生み出す。

 ローカル発ならではの歴史や文化など地域資源を有効活用したり、豊かな自然環境を商品開発に組み込んだりすることで、生活者に等身大の共感が広がりやすい。SNSによってフラットに世界とつながれる時代だからこそ、〝スモールストロング〟なローカルブランドに大きなチャンスがある。

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「コーヘン」(米富繊維)

自社工場開発の編み地が強み 県外の若い人材も育成

ニットを布帛のように仕立てるのが特徴の「コーヘン」

 自社で開発した編み地が強みのファクトリーブランド「コーヘン」は、山形県のニット産地にある米富繊維が10年に立ち上げた。多彩なファンシーヤーンによるニットツイードなどニットテキスタイルを布帛のように仕立てるのが特徴だ。レディスウェアからスタート。単なるプレーンなセーターではなく、チェスターコートやMA-1、ライダーズジャケット、編み地をアクセントにしたシャツやTシャツなどを提案。徐々に卸し先が広がり、国内の大手セレクトショップに加え、海外の有力ショップなどの販路も開拓していった。16年には東京ファッションアワードを受賞した。

山形の物作りの現場には若手も増えている

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