レッグウェア業界が海外市場開拓に本腰 中長期の成長目指し布石

2022/08/17 06:29 更新会員限定


FC展開を加速するタビオ(中国・杭州大厦店)

 レッグウェア業界が海外市場の開拓に本腰を入れている。少子高齢化や根強い低価格など国内の閉塞(へいそく)感の打破、円安などが背景にある。海外の政治・経済的リスクも増えて課題も多いが、中長期的な企業成長には避けられない道だ。中小企業も知恵を絞り、布石を打つ。

(山田太志)

高い輸出伸び率

 靴下全体で見れば、21年の輸入量10億足に比べ、輸出は620万足に過ぎない。ただ、数量で前年比39%増、金額は29億円で43%増と伸びた。純輸出だけではなく、3国間輸出や現地での生産・販売の組み立てを含めると、日本企業の存在感は増す。

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