ラピーヌは1月25日の取締役会で、3月1日付で佐々木ベジ代表取締役会長が社長に就任すると発表した。青井康弘社長は同日付で代表権を持たない会長となる。
佐々木会長は上場企業を含む30社以上からなるフリージアグループのオーナーで、これまで不振企業や倒産企業の再生に多く取り組んでいる。20年3月に、フリージアホールディングスとフリージアキャピタルの子会社のフリージア・マクロスがラピーヌの筆頭株主となり、同氏は同5月に取締役に就任。代表取締役相談役を経て、同会長として財務責任者となっていた。
ラピーヌは佐々木会長の社長就任により店舗、商品・価格政策の見直しやフリージアグループのIT企業を活用したDX推進が加速すると見られる。