中国の復星国際グループが「ランバン」を買収

2018/02/23 14:00 更新


 【パリ=松井孝予通信員】中国の復星国際グループが、仏ラグジュアリーブランド「ランバン」の株式の過半数を取得したことが明らかになった。買収金額は非公表。

 01年に赤字だったランバンを買収し、75%の株を所有する台湾人ワオ・シャオ・ラン氏と、残りの株を所有するラルフ・バルテル氏は、引き続きランバン株少数を所有する。

 この決定を前に、復星国際と「ヴァレンチノ」「バルマン」を所有するカタールの投資会社メイフーラが、ランバンの買収争いをしていると報じられていた。復星国際は12年、伊人実業家と1年におよぶ競り合いの末、仏リゾート企業大手クラブメッドを買収している。

 ランバンは01年にアーティスティックディレクター(AD)に就任したアルベール・エルバズの貢献で、07年に黒字化。15年にエルバズが退任し、ブシュラ・ジャールが引き継いだものの、業績不振を理由に16カ月で契約終了。17年7月からオリヴィエ・ラピドスがADを務めている。赤字額は約3000万ユーロと、地元経済紙が報じている。

 復星国際は中国での高級品消費拡大に向け、ランバンへ1億ユーロを投資し、同グループのファッション部門の地盤を固める。ランバンは声明の中で、「ランバンのファッションの確たるヘリテージは、復星国際のグローバルな資金力と結びつくことで、新たな発展期を迎えるだろう」と、期待を示した。


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