レザーの合同展、リネアペレのニューヨーク展が1月29、30日にメトロポリタンパビリオンで開かれ、日本から京都レザーが初出展した。両日とも終日盛況で、その場で5枚、10枚とオーダーするところもあったという。
持ち込んだのは、手作業でプリントした墨流し柄、純金を使った金箔(きんぱく)、和紙をボンディングしたレザーなど、他にない商材で価格も高い。ヨーロッパではラグジュアリーメゾンの特別な顧客用や限定販売で使っているものだ。ニューヨークでは個人の客向けにカスタムメイドする人たちが来場し、価格が通ったという。
京都レザーはパリのプルミエール・ヴィジョンに出展してきたが来場者が減り、ミラノのリネアペレは規模が大きすぎるため、ニューヨークのリネアペレを選んだという。
(ニューヨーク=杉本佳子通信員)