イオンモール熊本、期待に応える101店

2016/08/31 06:40 更新


震災前の3分の2揃う

 7月20日に営業を再開したイオンモール熊本は、順次営業テナントを増やし、予想以上の来店者を集めている。

 熊本地震で被害を受けたが、「日常の暮らしと笑顔を取り戻したい」として、専門店ゾーンではイーストスクエア中心の再開となった。7月20日時点で無印良品、ユニクロなど87店が営業しており、以降、通路を使うなどして8月10日までにオペークドットクリップ、ニコアンドなど14店を加え、震災前の3分の2に近い101店が揃った。これらによりSCとしての期待に応えている。

 8月6日には駐車場で地元の嘉島町のお祭りを実施するなどコミュニティーの機能を維持、地域連動型のイベントも連打しており、復興に向けた情報発信も進めている。

 核店舗のイオン熊本店は、食料品売り場での営業を続けてきたが、7月20日に2、3階のファッションやキッズの売り場を改装、「イオンスタイル」として回遊性を高めるなどしている。

通路を使うなどしながら、101店が営業している



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