コバオリ 顔認識でバーチャルフィッティング開発

2017/06/30 04:21 更新


 ネーム、タグメーカーのコバオリ(京都市、小林慎吾社長)は、凸版印刷が新たに開発した顔認識技術を搭載したバーチャルフィッティングシステムのファッション業界向け販売を開始した。

 従来のシステムは、様々な商品の中から、ユーザーが選択する仕組みだったが、今回のシステムでは、性別、年齢を予測して、その人向けの商品を提案することができるようになった。

 肌の色や顔の輪郭も認識できるので、よりきめ細やかな提案が可能になった。従来はユーザーが検索するという一方向だったが、その人に似合う商品を提案するというシステムで、双方向コミュニケーションへ進化している。

 またユーザの動きに合わせて衣服も動くため、実際の着用に近い感覚をイメージできる。イベント向けのレンタルや店頭用などに販売する。

進化したバーチャルフィッティングシステム


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