メモリアルなショー、原点回帰

2015/03/18 14:18 更新


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《15~16年秋冬メルセデス・ベンツ・ファッション・ウィーク東京/東京コレクション》
ルードボーイの自由なスタイル/タケオキクチ
 

 ブランド設立30周年の「タケオキクチ」に25周年の「5351プール・オム・エ・ラ・ファム」、昨年20周年を迎えた「ケイタ・マルヤマ」と、今回のファッションウイークはメモリアルなショーが多い。各ブランドとも原点回帰を打ち出し、改めてアイデンティティーを提示している。(五十君花実)

 スカやレゲエのビートに乗って、ヤンチャで陽気な男たちが現れる。13年ぶりにショーをした菊池武夫のタケオキクチは、人種も年齢もバラバラなモデルたちが自由に着こなすトラッドスタイル。一人ひとりに強烈な個性があって、着こなしがそれをしっかり引き立てている。ストレートにファッションの楽しさが伝わってくるショーだ。

金ボタンのブレザーやストライプのセットアップといったクラシックなアイテムに、ワッペンやボウの装飾、大胆なカット・オフ・ディテールを組み合わせて遊びを加える。着想源は、英ロンドンで14年夏に行われた展覧会「リターン・オブ・ザ・ルードボーイ」。

 ルードボーイとは、第2次世界大戦後に英国に移住して独自の文化を作ったカリビアンの若者たちのこと。菊池の85、86年のショーの中から「印象に残っているものを今の時代の中で再構成」した。

タケオキクチ
タケオキクチ

シノワズリをセンシュアルに/ケイタ・マルヤマ 

 ケイタ・マルヤマ(丸山敬太)は、デビュー当時からアイコンにしてきたシノワズリの要素を散りばめて、センシュアルな女性像を見せた。幕が上がると、そこにはスモーキングディテールのコンビネゾン姿のモデル。

 続くのは、ローウエストの切り替えドレスやチャイナドレスのスタイル。ラメやスパンコールのギラッとした輝きが今シーズンらしさを添える。パステルカラー、ノマド、ユーティリティーといったトレンド感たっぷりのルックを経て、再び登場するシノワズリスタイルはよりドラマチックだ。菊やボタンの花を刺繍したチュールのマキシドレスが華やかな夜の匂い。

ケイタ・マルヤマ
ケイタ・マルヤマ

(写真=加茂ヒロユキ)

(続きは繊研新聞で=お申込はこちら

 


《お知らせ》
「15-16年秋冬繊研レディストレンドセミナー」を大阪、東京で開催

◇日時・場所
大阪会場=3月25日(水)午後1時00分~4時30分、エルセラーンホール
東京第一会場=3月26日(木)午後1時00分~4時30分、津田ホール
       ※残席わずかです。お早目のお申し込みをお願いいたします。
東京第二会場=4月 3日(金)午後1時00分~4時30分、シダックス カルチャーホール
       ※満席につき、キャンセル待ちを受け付けております。
◇講師=小笠原拓郎、青木規子(本紙記者)
◇受講料=1万1000円(税込み)
◇問い合わせ・申し込み=繊研新聞社「トレンドセミナー事務局」
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