本部の計数管理が狂わす現場(藤永幸一)

2017/02/11 00:00 更新


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「成長」するプロセスの吸収力、まわりのすべてのエネルギーをも自分に取り込んでいくような迫力。試合で言えば、一戦一戦、強くなっていくような印象があります。

一方で「成熟」は、むしろ自分の内面を掘り下げる、強化する働きに似ていて、目には見えにくいもの。周囲を意識すればプレッシャーになることもあります。努力、精進、平常心。

企業(チーム)は、常に成長と成熟を目指す訳ですが、プロセスを管理するときに重宝されるのが「計数管理」です。とくに男性管理者は好きな傾向が見られます。「仕事」をしている、マネジメントをしている気分になるんでしょうね!

残念ながら、もともとベースにしている「予算」の設定がいい加減で、マーケットの変化を読みきれていない。世の中の変化って、そのくらいすごいスピードで動いている訳です。

大した分析もなく真剣な検討もなくたてた数字通りに、事を運ぼうとするから無理が生まれます。決めた通りに行くはずもないのです。

たまたま世の中の動向に助けられて成長したこところの「やり方」が、「今」通用するとは限りません。でも、「数字」に囚われて、戦術レベルの小手先に右往左往する。

 

 


たとえば、セールとイベント。自分たちで「変動指数」を作ってしまい、自分の首を絞める。「決めた数字」を守ろうとして、自分たちで狂わせることをやっているようなもの。計数管理は、本部の一握りの人間が、戦略や作戦の検討段階でやればいい!

現場には、プロセスを管理するマネジメントが必要です。ほんとうの接客の楽しさを知らないスタッフが増えています。成長のチャンスを逃している、成熟の厳しさを知らずにいる。惜しいことです。



20年のアパレル体験で痛感したこと=仕事の悩みは、本当のところ、「人間関係」。2000年に、「レックス」を設立。「仕事を楽しむスキル」を学んで、「元気な現場」をつくるサポートをスタート。自分が「楽しい!」と感じれば、相手にも好感度が伝わる!大手アパレルとの長いお付き合いで、スキルは常にバージョンアップ中!

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