仏ケリングは日本で初開催するスタートアップ対象の「ケリング・ジェネレーション・アワード」の上位11社を選出した。11月上旬に開くファイナルピッチでさらにに3社に絞り込み、ヨーロッパ研修などを経て最優秀企業には賞金1000万円を贈る。
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サステイナブルファッションとビューティー業界で、環境と社会にポジティブなインパクトをもたらすイノベーションの発掘を目的に実施。「代替原材料・素材」「製造工程」に関わるグループAと、「リテール」「消費者エンゲージメント」のグループBに分けて募集し、120社以上応募があった中から書類選考とピッチイベントを経て11社を選んだ。11社はスタートアップ支援のCICインスティーテュートによる集中支援プログラムを受け、ファイナルピッチに臨む。ファイナルピッチは11月8日午後3時からで、一般向けにオンライン配信する。申し込みはピーティックスのイベントページから。
上位3社にはヨーロッパ研修やパリで開催されるイノベーションイベント「チェンジナウ」への出展など特典が提供され、25年3月に東京で開くイベントで1位が発表される。選出された上位11社は、グループAがアルガルバイオ、アンフィコ、シンフラックス、ファイバークレーズ、ファーメンステーション、マイクロバイオファクトリー、グループBがアーカイブストック、コンベイ、スタンディングオベーション、スペースワスプ、モーンガータ。