川島織物セルコン、抽象柄が人気

2016/08/12 06:58 更新


 川島織物セルコン(京都市)のインテリア向けテキスタイルコレクション「スミコ・ホンダ」は、モダンな抽象柄が人気を集めている。特に新作を投入した6月と7月は、昨年、一昨年より売り上げが好調で、百貨店の引き合いも活発だ。季節感にこだわり、日本の住環境にマッチする上質なインテリアファブリックとして販売を強める。

 新作は「梅やわらかに・香り」がテーマで、ドレープカーテンの織り柄に梅や流水のモチーフを取り入れた。インパクトのある可愛らしさや無地との合わせやすさが百貨店、インテリア専門店、工事店などの支持を得ている。

 梅柄は、しっとりと柔らかな風合いになるよう風通織りにした。織り地の2層構造を花びらや花粉のデザインで接結したり、花弁部分には刺繍調の組織で柔らかさとのコントラストをつけた。紅梅2配色、白梅2配色がある。1平方㍍あたり1万8850円。

続きは繊研新聞で



この記事に関連する記事