関西のファッションビル、春の改装 新客狙い業種拡大

2020/02/20 06:27 更新有料会員限定


 関西地区のファッションビル、駅ビル、地下街の20年春のリニューアルで、客層を広げるための業種拡大が目立つ。ここ2、3年続くフードホールなど飲食の拡大だけでなく、生活雑貨、アミューズメント、教育関連と幅が広がっている。いずれも新規客層の獲得を主な狙いとしている。

(古川富雄)

 なんばパークスはセレクトショップ、インポートブランドなど上質な大人向けテナントを柱にする。この路線は継続するが、難波駅の利用者を広く取り込むことをここ数年の課題にしている。都心部にありながら広大な屋上庭園「パークスガーデン」(面積は約1万1500平方メートル)は競合施設にはない強みとして、17年春から段階的にリニューアルし、体験型施設に作り変えてきた。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事