織布・糸加工などのカジグループ(金沢)はテキスタイルブランド「カジフ」でスタイレム瀧定大阪と組んだ協業ラインを開始し、初の展示会を東京で開いた。これまでカジフで弱かったレディス向けを強化し、薄地ナイロン織物を使った軽くてボリューム感のあるスカート、ハイゲージ丸編みのタイトワンピースなど製品サンプルを充実させた。スタイレムのネットワークを生かし、海外向けにも訴求する。
(中村恵生)
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「カジフ・イン・コラボレーション・ウィズ・スタイレム」の名前で専用の下げ札、タグも用意した。カジフは19年に始め、カジグループの仮撚りなど糸加工技術、軽量ナイロンタフタを中心にした織り技術、丸編み技術を生かした企画。特許技術によるフリーカット織物のようなユニークな生地も揃える。
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