デニム製造大手のカイハラは、「旅するジーンズ・クルージングデニム」と題したプロジェクトをスタートした。帆船の帆にデニムを使用、瀬戸内海の潮風と日光をいっぱいに浴びることで、独特な風合いのデニムを作る。
7月26日に福山港を出港した。和歌山や三重などの港を経由して、6日に静岡県沼津港に到着する。デニムは海水で洗うと、塩分とインディゴの化学反応で、色持ちが良くなるという。今回の帆船に使用したデニムの量は約100平方㍍で、クルーズ後のデニムは著名デザイナーとの協業により商品化。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で、8月末から販売予約を始める予定だ。