ジュンヤワタナベ・コムデギャルソンはこのほど、都内のライブハウス会場でフィジカルのファッションショーを開いた。21~22年秋冬は、ロックを背景にしたコレクション。たくさんのロックTシャツ、スカーフを切り替えパッチワークしたドレスやトップが揃う。ジーンズをフェイクファーと切り替えてスカートにしたり、ジーンズをカスタムしてスワローテールコートにしたり。
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エアロスミス、クイーン、ザ・フー、キッス、AC/DC、たくさんのロックTシャツは、ビンテージをリメイクしたように見えて、実はアプルーバルをとって新たにプリントしたものだ。MA-1は背中をスカーフで切り替え、あるいは背中にエアロスミスのロゴをプリントする。軽快なロックスタイルだが、そのカスタムテクニックの背景にはジュンヤワタナベのもつパターン技術がある。テーマは「不滅のロック魂」。渡辺淳弥にとってのロックのアイコンであるリーバイスの501ジーンズや「ヴェルサーチェ」のスカーフ、ロックTシャツを使ったコレクション。ヴェルサーチェのスカーフをカスタムしたコラボレーションアイテム、各年代の501をカスタムしたボトムが充実した。