JTBとミャンマー・ジャポン 今秋、初の日本ブランド展

2018/08/21 06:28 更新


 JTBと、ミャンマーで日本語情報誌の発行などを行っているミャンマー・ジャポン(永杉豊代表)は10月27、28日、ヤンゴンのミャンマープラザで「第1回ザ・ジャパン・ブランド」(日本ブランド展)を開催する。アパレルや化粧品など消費財やサービスを中心に、日本製品を紹介する。

 ミャンマープラザはヤンゴン最大級のショッピングモールで、その1階アトリウムを使い15以上のブース出展を予定している。参加したミャンマー人の口コミや、現地で広がるフェイスブックなどSNS効果による現地での認知度向上も期待し、販売だけでなく、市場調査の一環としても活用できる。両社は今後も継続的に同展を開く予定だ。

 ミャンマーは民主化により、中間所得層が激増、消費が活発化している。人口は5148万人で平均年齢も27.9歳と若く、今後も人口増加が見込まれる。一方、海外製品では韓国がテレビドラマなどメディアを活用して先行しており、日本ブランドの認知は低い。

 そこで、ミャンマー・ジャポンは情報誌の発行に加え、現地最大の民間テレビ局で日本製品の番組を放映したり、ヤンゴン中心部のサクラタワーでの常設ショールーム設置や日系のイオンオレンジへの出店、ミャンマー人エグゼクティブ向けの情報誌の発行など、現地での日本ブランドの販促に取り組んできた。さらに、収益の一部をアウンサンスーチー氏が設立した財団に寄付するなど社会貢献も行い、日本ブランドの認知度向上に力を入れている。



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