高級紳士靴の「ジョン・ロブ」は、19年のイヤーモデルを今月末から発売する。3アイレットのプレーントウで、履き口と羽根周り、ソールとの接合部分以外に縫い目のないシンプルなモデル。アッパーに、手縫いでシェブロン(山型)ステッチを施しているのがアクセントだ。30万円。
イヤーモデルは、ジョン・ロブが職人の高い技術を使って作る靴で、96年から続けている。今回は通常のカーフよりさらに若い生後3カ月の子牛の柔らかい1枚革で、甲の部分からつま先に向かって滑らかな曲面を描くように作られている。
パリのビスポークアトリエとノーザンプトンの工場が共同で作成した新しい木型を使い、土踏まず部分のホールド感を残しつつ、トウをやや長めに仕上げている。
全世界750足限定で、シリアルナンバー入り。日本では直営店のほか、卸売りする百貨店、専門店で販売する。