JITAC25年春夏 価格変動を抑える工夫 発信機能は若年層にも

2024/03/28 13:00 更新有料会員限定


 3月26日に始まったJITAC(日本輸入繊維代理店協会)ヨーロピアン・テキスタイル・フェア25年春夏は、初日の悪天候にもかかわらず、個性豊かなインポート素材を求める人でにぎわった。依然として円安や生産コスト増の影響は大きいが、生地メーカー各社はクオリティーの高い商品のニーズに対し、価格変動を抑える工夫を凝らしている。

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 日本市場への価格対応が、各社の課題となっている。イタリアのマンテコ(トリニティ・インターナショナル)は、オーダーの工夫で価格を下げる、定番素材については前シーズンより価格を下げるなど、柔軟な姿勢で対応する。商品としてはジェンダーレスに使えるようなテーラーリング素材を提案。経糸リネン、緯糸レーヨン・スパンデックスの交織のツイルなどを揃えた。

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