ジオン商事、新ブランドでEC・卸売り

2016/10/20 06:41 更新


 ジオン商事は17年春夏向けから30~40代をメインターゲットにしたキャリア向けの新ブランド「ラシア」を販売する=写真。同社のECサイトで直接、消費者に販売するとともに、卸売りも行う。

 足が長く細く見え、小顔にも見えるパターンを重視。ウエスト周りは包み込むようにしながら、バスト付近を絞って細く見せるなどの工夫をする。天然素材が主体で春夏物は綿、麻を多く使う。合繊はポリエステルのアムンゼンなど日本製で表面感のあるものを使う。基本色はアイボリー、ベージュ、グレー、トレンドカラーとしてネイビー、カーキ、マスタード。無地が主体で、柄はストライプとボーダーのみ。価格帯はカットソートップで4600~1万円、アウター1万~3万5000円など。

 商品の4割は国産生地使いで国内縫製とする。ECの活用で販売・管理費を抑え、それによって小売価格を抑制し、利益も確保する。

 「キャリア層の可処分所得で月に1着、3カ月に数着程度は購買できる価格設定で、卸し先の品揃え専門店の売り上げに貢献したい。今後、ECと組み合わせた卸販売の手法で数ブランドを持ちたい」としている。

30~40代のキャリア層をターゲットに打ち出す


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事