「ジミー・チュウ」は1日、東京・表参道ヒルズに出店する旗艦店を、ウィメンズとメンズのコレクションをワンフロアで品揃えしたデュアル・ジェンダー・ストアに刷新した。ラグジュアリーとインダストリアル要素を融合した新しいスタイルで、ニューヨークのソーホー店に次ぐ世界で2番目の導入。路面側のショーウィンドーから館の通路まで見渡せるクリアな空間となった。
従来はウィメンズとメンズのショップが個別に隣り合わせとなっていたが、壁を取り払い、増床した。商品は、棚什器を使わず、メタル感のあるフレーム什器に並べ、空間をより広く感じさせる見え方となっている。床は一部じゅうたんを敷いているが、コンクリートを基調にし、天井もむき出しにしてクールな印象を際立たせている。シューズ、バッグ、アクセサリーや雑貨のフルコレクションを扱う。
表参道の旗艦店はこの間、メンズの売り上げが伸び続けている。女性の購入も多いが、アイコンのスタッズ装飾のシリーズは20代にも受けており、若年層の底上げ要素が大きいという。インダストリアルな空間にすることで「表参道を通行する若い人たちに気軽に入ってもらえれば」としている。
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ジミー・チュウ・デュアル・ジェンダー・ストア