日印国際産業振興協会(JIIPA)が開催する「インドトレンドフェア東京2023」では、アパレル全般からファッション雑貨などの幅広い製品で高付加価値を訴求する提案が目立った。天然繊維を中心としたハンドクラフトによる希少性を訴求し、中高級品ゾーンにおける市場開拓を狙う。今回の出展社数は約60社。都立産業貿易センター・浜松町館で1月13日まで開催している。
(北川民夫)
ペイズリー・エクスポート(デリー)は日本向けのレディスアパレルを主力とした販売実績を持つ。「セレクトショップをはじめミセスブランドなど40社程度の取引先がある。各社に向けた別注対応で数百着単位のロットで生産する」ことで、独自性の高い物作りを発揮している。手織りやハンドプリント、薄地のジャカード織物など「オリジナル性の高い生地を使用することで中高級品ゾーンに対応する付加価値型の製品を供給する。ファストファッションの価格帯とは一線を画した独自性で差別化する」方針だ。
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