今回はセミナーもパワーアップ。国内市場が縮小するなか、どう海外市場を開拓するか、どう付加価値を生むか。国内外から招いた講師が熱弁を振るう。
イチ押しは27日午後4時30分開始の「欧州バイヤーに聞く日本ブランドの可能性と今後」だ。パリ「プランタン」と、アムステルダムで日本発ブランドを揃える「ヒドゥン」からバイヤーが来日。現地の客の声を織り交ぜながら、欧州で売れる日本ブランドについて分析する。
26日午後4時30分からは香港のセレクト「バウハウス」など、アジア目線のセミナーも開く。
国内からはセレクトや百貨店で勢いが続く「アキラ・ナカ」のデザイナー、ナカアキラ氏が27日午後3時に登壇する。繊研新聞社の小笠原拓郎編集委員とともに、売り方、作り方、流通、デザイナーの仕事など、デザインとビジネスの今後について多角的に考察する。
ほかにも、一般社団法人ウイメンズ・エンパワメント・イン・ファッションの尾原蓉子代表理事、バロックジャパンリミテッドの村井博之社長など注目の講師陣が揃う。=おわり
27日にはナカアキラ氏(右)が登壇。取材を重ねてきた小笠原拓郎編集委員(左)が深く切り込む