山梨発のジュエリー「IVXLCDM」が六本木に出店

2017/09/15 04:26 更新


人気のジュエリーカラビナは協業モデルも

 山梨発のユニセックスジュエリー「アイブイエックスエルシーディーエム」(アイブイエックスジャパン、甲府市)の旗艦店が、東京・六本木ヒルズにオープンした。森タワーウエストウォーク4階の約20平方メートルの売り場だ。

 同ブランドは、東京のメンズファッションブランドを中心にジュエリーOEM(相手先ブランドによる生産)を手がけてきた上島徹也氏が07年、オリジナルとして設立。ジュエリー産地である山梨の物作りのネットワークを存分に生かし、約20社の協力工場や職人と密にコミュニケーションをとりながら制作している。

 スターモチーフや、ラインの美しさを生かしたシンプルなデザインが中心だ。販売は商業施設での期間限定店や、アンルート、フレッドシーガルといったセレクトショップへの卸を中心に行ってきた。8年間、パリでも展示会を開き、海外でも少しずつ取引先を広げている。

 人気の定番アイテムが、ジュエリーカラビナ。「自分も含め、カラビナをキーホルダー代わりにベルトにつける男性は多い。その使いやすさを維持したまま、大人仕様にグレードアップさせている」(上島氏)。シルバー製がメインだが、新店ではソフの「ユニフォーム・エクスペリメント」と協業したダイヤモンド入り(税込み21万6000円)や、18K製の新作(216万円)なども販売している。

シンプルな内装の店内


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