池袋SP、20年完成に向けた改編をスタート

2017/03/15 06:20 更新


 東京・池袋駅東口の地下街、池袋ショッピングパークは20年の完成に向けたテナント改編の第1弾を3~6月に実施する。中心顧客をミセス、シニアから30~40代の働く女性へ転換し、生活・服飾雑貨、飲食、サービスの扱いを拡大する。

 生活者の日常生活をサポートするコンパクトで利便性の高い都市型地下街を目指す。

 ストアコンセプトの「スタイル・オブ・ワンダフルライフ~お客様のちょっと素敵な毎日のお手伝い」を徹底し、今後のテナント改編を推進する。これまで主力だった婦人衣料、食物販を縮小する。

 3月からの第1弾はバッグの「ピーチジャム」、新感覚の茶専門店「茶バー」など13店導入し、既存17店を移設・改装する。全70店のうち計30店(店舗面積1000平方メートル)を改装する。

 サービス面では電子マネーの取り扱いを16日から拡大するほか、外国人観光客の急病時の初期対応として症状を指さし確認する3カ国語(英語、中国語、韓国語)対応の「急病人・けが人等の聞き取りシート」を17日から導入する。

 17年度の入館客数は2600万人(前年比8.3%増)、売上高は70億7000万円(6.6%増)を見込んでいる。


池袋エリア初出店となる「ピーチジャム」



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