伊勢丹新宿本店婦人靴20年春夏 ローファーが勢揃い

2019/12/26 06:30 更新


 上質な革を使ったローファーが勢揃いします――。伊勢丹新宿本店の婦人靴売り場は20年春夏向けで、欧州ブランドのローファーの品揃えを広げる。ドレスシューズのなかでも利用客が順調に伸びているアイテムで、オリジナルの木型を使った製品も投入する。3月中旬には2週間程度の催事販売を行う。

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 主力となるのは、イタリア製の婦人靴「ルカグロッシ」と「パスクッチ」。婦人靴卸のダニュウの協力を得て、約40SKU(在庫最小管理単位)の専用商品を揃えた。ともにフィレンツェ郊外のメーカーで、素材は近隣のサンタクローチェを拠点にする有力タンナー、インカスの植物タンニンなめしのカーフをメインに使う。

 ルカグロッシは昨年も売り上げ前年対比20%増の実績を上げるなど、履き心地と価格のバランスの良さが支持されている。今春は独自の製法「タロネッタ」で屈曲性を高めた新作が加わり、ローファーで4モデルを販売する。パスクッチも4モデルを扱う。うち2モデルは三越伊勢丹のオーダーシューズで使っている木型を生かし、日本人の足の幅に合わせた別注商品。ともに取り扱いサイズは、35.5~38。価格は2万~3万2000円。

 催事販売は「フィレンツェ・ローファーズ」と題してコーナー化する。同時に「JMウェストン」「サントーニ」「ユードット」など国内外の優れたローファーを集積し、新宿本店ならではの選択肢の豊富さを強みに盛り上げていく。

3月中旬に「フィレンツェ・ローファーズ」でコーナー化し、選べる楽しさを提案


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