インナー・レッグウェアメーカーがメディカル事業を強化 医療機器認可の取得が相次ぐ

2023/08/29 07:58 更新有料会員限定


グンゼは超音波活用で壊死(えし)した皮膚を除去する機器も開発(事業方針説明会での実演)

 インナー・レッグウェアメーカーがメディカル事業を強化している。グンゼは今期からメディカル事業を独立セグメントにし、育成期から拡大期へと歩を進めた。中小・中堅メーカーも第三種医療機器製造販売業の認可を相次ぎ取得し、商品開発を加速している。

(山田太志)

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30年には倍増も

 グンゼは、繊維関連技術の蓄積を生かし、「国内初の開発」となる吸収性縫合糸をはじめ、長年にわたりメディカル事業に取り組んできた。組織補強材、医療用弾性ストッキング、乳がん治療後の敏感肌に配慮した肌着などを販売する。

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