5月の訪日外国人客数 5月として過去最高

2019/06/19 16:59 更新


 日本政府観光局によると、5月の訪日外国人客数は(推計値)は前年同月比3.7%増の277万3000人で、5月として過去最高を記録した。航空座席供給量の増加や訪日プロモーションの成果で、全体的には増加基調が続いた。特に欧米豪が伸ばした。

 一方、東アジアの国・地域の一部では、訪日旅行商品の高騰や日本のゴールデンウィークによる観光地の混雑などで客数の減少があった。

【関連記事】4月の訪日外国人客数 伸び率鈍化も過去最高更新

 国・地域別では、インドが単月として過去最高を記録した。中国、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナム、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペインが5月として過去最高だった。

 東アジアは中国が13.1%増の75万6000人と2ケタ増だった。今年1月からのビザの発給要件の緩和効果があった。

 韓国は5.8%減の60万3000人、台湾は3.1%減の42万7000人、香港は0.8%減の19万人だった。渡航先が日本より安価なベトナムやタイ、台湾、韓国などに多様化しているのも要因の一つになった。




この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事