日本政府観光局によると、1月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比7.5%増の268万9000人となり、1月として過去最高を記録した。中国や台湾が、春節(中華圏の旧正月)休暇が昨年の2月から今年は1月下旬になった影響や、航空座席供給量の増加により、2ケタ増を記録した。豪州がスキー、米国がクルーズ船の需要が好調で、大きく伸びた。
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国・地域別では、豪州が単月として過去最高を記録した。前年同月比16%増の8万1000人だった。また、中国、台湾、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、米国、英国、フランス、ドイツ、ロシア、スペインの14の国・地域が1月として過去最多だった。
中国は19.3%増の75万4000人、台湾は10.5%増の38万7000人。一方、韓国は3.0%減の77万9000人と減少したものの、単月として過去最高だった前年同月に次ぐ2番目の訪日客数。香港は消費マインドの悪化や中国への旅行需要が増え、3.9%減の15万4000人だった。