インポートキッズ25～26年秋冬は、子供のあどけなさを深みのある色使いで表現したコレクションが揃った。明るい色の小物を合わせて、シックになりすぎない着こなしを提案する。ドレスはホリデーシーズンだけでなく、ハロウィーン向けに提案するブランドもある。
（金谷早紀子）
「ボンポワン」（仏）は創業50周年を迎える。今季は写真のテーマからスタート。モノトーンをベースとしたフレンチシックスタイルで、柔らかいイエローをアクセントにする。次は、創業者のマリー・フランス・コーエンを称えるコレクション。父が営む菓子店で遊んだ少女時代からイメージし、ピスタチオペースト、ラズベリー、砂糖漬けのバラを象徴とするカラーパレットを展開する。9月中旬には、周年記念の商品を揃えた期間限定店を予定する。
「キャラメル」（英）は、ブラウンやカーキといった肌なじみの良い色をベースに、鮮やかなグリーンやブルー、深いレッドなどの差し色を利かせる。グリーンとレッドのチェック柄ケープや、鮮やかなレッドのボア襟コートなど。マフラーやベレー帽も色を利かせてコーディネートのポイントにする。
