IFF・MAGIC 700超ブランド出展へ

2017/04/07 06:22 更新


 4月26~28日、東京ビッグサイトで開かれるJFW-インターナショナル・ファッション・フェアMAGIC・Japan(JFW-IFF・MAGIC)は出展総数が700ブランドを超える見通しだ。米MAGICが日本で初開催されることもあり、期待の高さから出展の申し込みが伸びている。海外からもアジア市場開拓の足がかりにしようと参加が増えそうだ。

 全出展者の中で、IFFに一度も参加したことがない企業が全体の35%、前の出展から5年ぶり以上になる復活組が25%で、顔ぶれが一新する。国内では「ソマルタ」「ノーノーイエス!」などコレクション参加ブランドやガラアーベントなども出展する。海外からは米国を中心にロバート・コムストック、ブラッド・ブラザー、ザ・コーズ、GMスタジオなど有力企業が出る。

 会場構成はレディス、メンズ、グッズ、メイド・イン・ジャパン、EDIT(エディット)、CV(クリエイターズビレッジ)、インターナショナル&ソーシングの7ゾーン。うち新設のエディットはMAGICがキュレーションするエリアで、日本初上陸の海外ブランドや国内の有力ブランドなど60以上が集まる。

 商談でも国際色が強まる。会期中のバイヤーと出展企業とのマッチングに参加する小売業は110社近い。うち海外からは英のリバティ、パリのメルシー、ドバイのロビンソン百貨店、中国から参加するディエチ・コルソコモ、バイラングループ、米のブルーミングデールズ、アンソロポロジーなど50社。ショップオーナー、シニアバイヤーの参加が目立ち、世界で未発表の日本ブランドを発掘したいと意欲的だ。来場は2万5000人を見込む。 




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