アイエント(東京、大森智人代表取締役)は、オンラインショールーム「スタイリア」を、新型コロナウイルスの影響を受けて展示会を開けないアパレルメーカーなどに向けて、無償でサービス提供する。
スタイリアは、ネット上のショールーム。メーカーなどがサイトに商品を掲載し、スタイリストがその中から商品を選んで貸し出し依頼をシステムを介して送信。メーカーは貸し出し依頼を確認して、商品をスタイリストに送るというサービス。ネット上でやりとりが完結するため、ショールームへの訪問や伝票の管理、対人での打ち合わせが不要となる。
ブランド認知度を高めたいアパレルメーカーは、タレントがドラマなどで着用する衣装を探すスタイリストや媒体などに向けて情報発信できる。現在、スタイリスト665人が登録し、月間約1500件の貸し出し依頼があるという。
スタイリストだけでなく、小売店のバイヤーにもスタイリアを活用してもらい、サンプルを郵送でバイヤーに届けるサービスも提供する。