国内ホビー市場規模は約2兆円

2016/01/18 06:24 更新


 SNS(交流サイト)やハンドメード製品のCtoC(消費者間取引)サイトの発展で、ホビー市場が注目されている。日本ホビー協会は、15年の国内ホビー市場規模を約2兆円と推計。最も規模が大きいのは「園芸」で、次いで「日曜大工」となった。

 国内ホビー市場規模は1兆9331億円で、「クラフト」(洋裁和裁、絵画、陶芸など)が8906億円、「ドゥ」(料理、園芸)が5226億円、「コレクト」(フィギュア、美術品など)が5199億円。園芸は3550億円で、市場全体の18.4%を占める。プランター菜園が一般的になりつつあるほか、貸し農園も増えている。日曜大工は2743億円。

 “DIY女子”が話題となり、素材の組み立てから行う人だけでなく、既製品に自らペイントするといったライトユーザーが増えている。「ミンネ」「クリーマ」「いいち」といったハンドメードマーケットサイトの15年の市場規模は、前年比2.2倍の78億円とみている。

ホビー白書2015年版 各種統計調査や関連事業者・団体へのヒアリングから算定



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