呉服の平河 自己破産を申請

2024/05/22 18:00 更新


 信用交換所によると、呉服ほか小売りの平河(旧社名鈴乃屋)は5月21日、東京地裁に自己破産を申請した。負債額は約34億円。

 きもの専門店を全国に展開し、1980年代には200店超を運営。88年3月期には年商617億円を計上した。

 しかし、和装需要減退などで10年代には売上高100億円台まで低下。コロナ禍の影響もあり、今年3月には呉服小売事業のまるやま・京彩グループ(神奈川)との資本業務提携契約を締結。新設分割方式で新会社の鈴乃屋に事業を移管し、債務整理を進めていた。



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