ヒーローインター「モーブス」 20代へアプローチ

2017/07/28 11:00 更新


 スポーツシューズ製造販売、ヒーローインターナショナル(神戸市)は、主力ブランドのレザースニーカー「モーブス」で、20代へのアプローチを強めている。30~40代は安定したファンがいるが、学生など若い層には知名度が不足していると見ているためだ。学生とともに草の根的な取り組みを始めたほか、マスメディアへの露出も強め、ブランディングを強化する。

 学生向けとしては、昨秋から始めたスナップ撮影がある。市場調査を兼ねたもので、社員が大学に行き、モーブスを履いている学生に声をかけて写真を撮る。これを販促ツールにして、取引先の専門店に使ってもらう。学生に靴を提供し、SNS(交流サイト)にアップしてもらう活動もしている。

 今年から始めたのが、大阪・天神祭(7月)の清掃ボランティア学生への靴の提供。近畿大学の学生50人に靴を履いてもらった。東京・青山学院大学のボランティア団体とも組んだ。同団体が主催するチャリティーフットサル大会に協賛、上位のチームに靴をプレゼントする。

 一方で東京・表参道のプレスルームと提携、メディアへの露出を増やしている。17年春夏もテレビドラマで女優が履いたモデルはヒット商品になった。今後もメディア戦略を続け、学生への草の根作戦と合わせ、「セルフ販売の店でも売れるブランド力をつけたい」考え。

若い層の知名度向上を課題とする「モーブス」


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