パンダ保護協会公認キャラ ライセンス契約で商品化

2017/11/30 04:20 更新


清水侑子さんが描いた日本パンダ保護協会の公認キャラクター「ハッピー!ランラン」

 ライセンス管理会社のクラウン・クリエイティブ(東京)は日本パンダ保護協会(東京)と同協会公認キャラクター「ハッピー!ランラン」でライセンス契約を結び、18年春夏物からの商品化を目指す。

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 日本パンダ保護協会は10月、「ハローキティ」の原作者として知られるフリーデザイナーの清水侑子さんが描き起こしたパンダのキャラクター、ハッピー!ランランを協会の公認キャラクターとした。

 クラウン・クリエイティブは18年春夏物から商品化し、小売りベースで初年度売上高10億円を目指す。「市場は6月のシャンシャン(香香)の誕生で盛り上がっているが、希少価値があるパンダを保護する必要性に変わりはない」として「収益の一部を日本パンダ保護協会を通して中国に送り保護活動に貢献する」考えだ。サブライセンシー契約で子供向け菓子、ウェア、雑貨小物などを商品化する計画だ。

 同協会は、臥龍中国パンダ保護研究センターと現地政府、駐日中国大使館の支援をもとに設立された非政府・非営利の民間ボランティア団体で、女優の黒柳徹子さんが名誉会長を務める。

 臥龍中国パンダ保護研究センターの日本における唯一正式な窓口として、日本の団体、企業及び個人が臥龍でパンダの里親になる手続き代理、及び連絡代行事務などを委託されている。




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