阪急うめだ本店はサステイナブル(持続可能性)の発信を強めている。5月の全館キャンペーン「グッド・フォー・グリーン」を経て、16日からは新たなキャンペーン「グッド・フォー・ザ・フューチャー」を開いている。29日まで。
各階のイベントスペース「コトコトステージ」や9階の祝祭広場を中心に、未来につなげるグッドなモノとコトを発信する。グッド・フォー・ザ・フューチャーは来年も継続が決まっており、「学びながら、ポジティブに、楽しく未来につなげるキャンペーン」(田中周子店舗事業計画部営業企画部ディビジョンマネージャー)へと進化を目指す。
(壁田知佳子)
全館キャンペーンは「サステイナブル先進国から学ぶ」をテーマに、オランダ、ドイツ、デンマーク、フランス、アメリカなどの服や雑貨などにフォーカスする。祝祭広場の「ワールド・グッド・マーケット」では「パタゴニア」のフードプロジェクト「プロビジョンズ」や、ファッションの信用をテーマにしたワンオーの「イコーランド」、モデルでデザイナーのマリエさんによる「パスカル・マリエ・デマレ」など約20ブランドが出店。
同フロアには初の取り組みとして、不用になった衣料品を回収するボックスを設けた。回収した服は日本環境設計のプロジェクト「ブリング」を通じてリサイクルする。