山口社長（前列中央）とデニス・T・リンハワイ州政府産業経済開発観光局事業開発・支援部門管理官（その左）やハワイフェアの出店者
阪急阪神百貨店は7月10日、日本企業で初めてハワイ州政府産業経済開発観光局と連携協定を締結した。これを機に、「ハワイフェア」を全国へ拡大する。
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ハワイフェアは阪急うめだ本店9階で、14年から毎年7月に開いており、今年で10周年。阪急本店のほか主力支店である神戸阪急や博多阪急でも開催してきた。今年は東京、静岡、金沢にある他の百貨店での開催が決まっている。今後は順次全国に広げる。
同社は23年にハワイライフ事業を立ち上げた。ハワイフェア期間中だけでなく年間を通して楽しんでもらう目的で、インスタグラムを活用したハワイに関する情報発信や、専用オンラインストアで食品などの販売を始めた。
山口俊比古社長は、「連携協定を結ぶことで、今までよりも密な関係を築いていく。ハワイ州からの大きな支援と協力を受け、活動機会を拡大することで日本のハワイファンをさらに増やしていきたい」と協定の締結式であいさつした。
